仕事で第一種証券外務員が必要…
第一種証券外務員試験、意外と難しくない?
そんな悩みを持つ方のために!
2023年の1月に証券外務員の試験を1週間で受験し、合格することができたので、当日までの流れや、おすすめの勉強法を紹介します!
受験するに至った経緯などはnoteにまとめているので、ぜひそちらもご覧ください。
試験までの勉強時間は合計で20から30時間くらいだったと思います。
第一種証券外務員試験に合格するためにした勉強法
勉強開始。最初は網羅的にやろうとしていた。
最初は第一種外務員の分量がわからなかったのですが、友人やネットの記事を見る限り「2週間で合格した!」みたいな記事が多かったので、「分量は少なめなのかなあ」と勝手に想像していました。
後ほどわかりますが、これは全くの勘違いでした。
めちゃくちゃ分量多くない!?丁寧にやってると普通に終わらない気がする…
買った参考書の章立てを見ると、17章。その中に何節もの解説があります。予想以上に驚いた私は、作戦を変更します。
過去問と問題集をベースにした勉強
今回の挑戦をnoteで投稿していたら、以前受けたことのある友達が
過去問と同じようなことが出るから、ひたすら過去問をするといいよ!
と助言をいただきました。最初は「もっと時間をかけてじっくり勉強したいけどなあ…」とか思っていましたが、今思うとその勉強法を続けていたら合格できていなかったと思います。
CBTという特徴を逆手にとる
ご存じの通り、第一種外務員試験はCBTテストです。
CBTテストとは?
Computer Based Testのこと。コンピュータを使って受験するテスト
その上、受験時間帯などは自由に決めることができます。それらの特徴から、次のようなことが言えます。
- 問題のデータがたくさんあり、その中から100問選んでテストをしているはず。
- 受験するタイミングはまちまちなので、完全に同じ問題を出すことはできない。
- 問題のレベルは統一する必要があるので、似たような問題がでる。
よって、友人が助言してくれたように、ひたすら過去問を勉強することが非常に合理的だということがわかります。
第一種証券外務員試験の合格ポイント
合格ポイントは何といっても「過去問をまわす」ことです。具体的に、私は以下のような手順で勉強しました。
- 過去問・模擬試験を解く
- 丸付けをして、解けていない分野を明確にする
- まずは間違えた問題を正解できるようにする
- 正解できるようになったら、周辺の問題を問題集を見ながらとく
- ステップ1に戻る
これらの手順を、まだすべての範囲が終わっていないにも関わらず、とりあえずやってみました。
すると、網羅的に勉強しようとしていた時も、「問題で聞かれるポイント」が明確になっていきます。
この単元だとこの辺りが聞かれることが多いな…
そうしたデータベースを頭の中に入れておくことで、テキストで勉強することも自然と何に注目して勉強したらいいのかがわかってくるようになりました。
第一種証券外務員試験のおすすめ参考書
最後に、今回の第一種外務員試験で使用した参考書を紹介します!
網羅的な解説を求めている場合はこのテキストがお勧めです。正直、本屋にはテキストはこれしかありませんでした。ネットで調べ、このテキストは最終的にKindleで購入しました。
問題集です。注意すべき点は、上のテキストと合わせるため章立てが実際の試験問題の順番とは異なっていることです!後半にある模擬問題も実際の問題とは異なるので、注意しておきましょう。
後ろに模擬試験の問題が2回分掲載されていたので購入しました。こちらは本番のテストと同じ形式なので、本番を意識した状態で勉強することができました。
正しい勉強の仕方と、勉強時間をちゃんと作れば合格できる
今まで様々な試験を受けてきましたが、第一種証券外務員試験は正しい勉強の仕方と、勉強時間をちゃんと作れば合格できる試験だと感じました。
量は多いものの、過去問を解いて傾向をつかんでいれば、合格できるテストです。
合格率も70%ほどなので、難易度はそこまで高くないと思います。
ただ、その合格率の理由は内容が易しいからではなく、過去問と似たような問題が出やすいから、ということは覚えておいてください。内容は決して易しいものではないので、完全に理解しようとすると沼にハマります。
皆さんが合格できることを祈っております!頑張ってください。